グランプリに持ち込むデッキを選んだ経緯などなどを書いてみることにした。

GPに参加することが決まったのは禁止改訂の出る前で、とりあえず改定を見てから動くというスタンスを取ることにしていた。

禁止改訂は双子、ちあみんあたりが解禁と予想したが、結果はちあみんと神ジェイスが帰ってきて目玉が出そうになる。

このときに私はちあみんジャンドvsジェイスデッキが環境の覇権を争うのかと考え、ジェイスについて深く考察を行った。
ジェイスを選んだ経緯は青いデッキが好きなこと、レガシー用に持っていたものを流用できること、逆にジャンドのパーツをほとんど持っていないからである。

最初に作成したのはグリクシスカラー。ジェイスミラーをしたときに稲妻を持っている方がジェイスの処理がしやすい、同じく思考囲いを打てると強いという発想のもとくみ上げてみたが、いまいち勝率が安定しなかった。

続いて作ったのは青白コントロール。ギデオンや壁で守りやすい構造をしていたが、プレイングが合わず崩壊。

その後組み始めたのはURコントロール、通称ブルームーン。ジェイスのマイナス能力の送還がマナを縛ると強く、+の検閲も大量な不要牌を掴ませられるので強いのではないかと考えた。
金魚にレシピが残っていたので、ここに貼ってみる。

https://www.mtggoldfish.com/deck/983391#paper


最初の方は勝率が良かったが、GP1週間前に0-3、0-2byeと繰り返し、自信を無くしたことを機にいったん離れることにした。

この時点でみいさんの頭の中では「ジャンド」、「トロン」、「呪禁オーラ」の3つのアーキタイプが今強そうだなという目星をつけるが、GPフェニックスで人間が優勝して友人からも考慮するように言われる。

青白を再び回すが3試合で時間切れ(1試合は1-0-1で勝ちだが)を起こすなどしていまいち結果を出せず。


そこで提案されたのが、「ジャンドのパーツをほとんど借りて組む」というもの。
ジャンドの立ち位置はTier1だと考えたし、苦手なマッチアップは少ない。苦手なトロンにあたっても大爆発やちあみんで大爆発をめくるなどして強引に押していくプランもあるため、捨てないといけないマッチアップはほとんどない。

なにより、みいさんはジャンドで好成績をとれたため、ジャンドを回せる自信がなぜかあった。自信をもって回す方がうまくいくことが多いためジャンドを選択することはそこまで不安ではなかった。

とりあえずチーム内で黒割れの崖を持っている人がいなかったため、そこだけ購入してあとはほとんどレンタルしてデッキ完成。

レシピは前回の記事にも載せたこちら

https://www.mtggoldfish.com/deck/995959#paper


2 Abrupt Decay
4 Blackcleave Cliffs
1 Blood Crypt
4 Bloodbraid Elf
3 Bloodstained Mire
4 Dark Confidant
1 Forest
4 Inquisition of Kozilek
2 Kolaghan’s Command
4 Lightning Bolt
4 Liliana of the Veil
1 Liliana, the Last Hope
1 Maelstrom Pulse
2 Overgrown Tomb
3 Raging Ravine
3 Scavenging Ooze
1 Stomping Ground
2 Swamp
4 Tarmogoyf
1 Terminate
2 Thoughtseize
1 Treetop Village
1 Twilight Mire
4 Verdant Catacombs
1 Wooded Foothills

1 Ancient Grudge
2 Collective Brutality
1 Damnation
4 Fulminator Mage
1 Golgari Charm
1 Grim Lavamancer
1 Hazoret the Fervent
2 Kitchen Finks
2 Surgical Extraction

要所だけ解説を書いてみる。

漁る軟泥3:クリーチャーデッキと墓地利用デッキに多く当たるだろうという考えのもと2では足りないと判断。
ターゲット・・・ミラー、カンパニー、ドレッジ、SCMデッキ、etc

突然の衰微2:いろんなデッキにあたる可能性があると考えた。特にチーム戦は地雷デッキを持ち込んでどこか2人勝てばよいみたいな考えもできるので、変なエンチャント、アーティファクトなどを持ち込まれても大丈夫。結果は関係ないホロウワンにボコられたわけだが
ターゲット・・・ミラー(主にリリアナ)、シャドウ、親和、オーラ、青白、etc

黄昏のぬかるみ:漁る軟泥を3枚採用したことにより緑マナを大量捻出したくなった且つ、BGファストランドではちあみんを出すときにアンタップインできるか怖いので採用

渋面の溶岩使い:親和や人間、カンパニーなど生物戦をするときに心強い。今回のGPでは生物が強いデッキが多いと判断したため、繰り返し使えるこのカードがいいと判断した。
ターゲット・・・ミラー、カンパニー、親和、人間、etc

ゴルガリの魔除け:突然の衰微と同様に丸さを求めた。エンチャント破壊は青白やオーラに対して偉く、-1/-1修正もストームなどに使える
ターゲット・・・青白コン、呪禁オーラ、ストーム、親和、etc

熱烈の神、ハゾレト:ミラーで差をつけるカードとして採用した。破壊不能は偉い。
ターゲット・・・ミラー、除去の薄いデッキ全般、白くないデッキ(パスられるため)


だいたいこんな感じでミラー戦をとにかく意識しつつ、他は触りやすさを重視してカードを選択した

結果はまあKONOZAMAって感じでしたが、デッキ調整は衰微のところが致命的なひと押しでもいいかもなーぐらいです


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